夏本番。夜になっても気温が下がらず、「暑くて寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」など、熱帯夜の寝苦しさに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
睡眠の質が下がると、疲れが取れないばかりか、日中の集中力や体調にも影響が出てしまいます。
この記事では、暑さで寝られない人のために、今日からできる「寝室づくりの工夫」と「体温をうまくコントロールする方法」をご紹介します。
🛏️ 1. 快眠をつくる寝室の整え方
✔️ エアコンは28℃+微風で“つけっぱなし”が正解
タイマーで途中で切ってしまうと、暑さで目覚めてしまう原因に。
28℃設定のまま一晩中つけることで、室温を安定させましょう。冷えすぎが心配な方は、風向きを「上向き」にしたり、扇風機を「壁に向けて」回すと柔らかい風になります。

✔️ 除湿機能で湿度を50〜60%にキープ
寝苦しさのもう一つの原因が「湿度」。
エアコンの除湿モードや除湿器を使って、湿度を下げることで汗の不快感を軽減できます。
✔️ 冷感寝具で体感温度を下げる
ひんやりとした接触冷感素材のシーツや枕カバーを使えば、寝た瞬間の不快感を軽減できます。
おすすめは「Q-max値0.3以上」の製品。さらに、ジェルパッドやアイス枕を併用するとより効果的です。
🌡️ 2. 体温コントロールで“自然に眠くなる”仕組みを使う
✔️ 寝る1〜2時間前のぬるめ入浴
人は体の深部体温が下がると自然と眠くなります。
そのため、就寝1〜2時間前に38〜40℃のぬるめのお風呂に入ると、一時的に体温が上がり、その後の自然な低下でスムーズに眠りに入れます。
✔️ 首元・足首を冷やすと◎
眠る前に「冷却シート」や「保冷剤」を首の後ろ・脇・足首などに当てると、効率よく体温を下げることができます。
✔️ 寝る前の水分補給も忘れずに
汗をかきやすい熱帯夜。脱水を防ぐために、常温の水をコップ1杯飲んでから寝ましょう。
冷たい水はかえって内臓を冷やすこともあるので要注意。
👕 3. 着るもの・習慣も見直してみよう
- 吸湿性・通気性の高いパジャマ(綿・麻など)で、汗をかいても快適。
- 締めつけの少ないデザインでリラックス。
- 就寝前1時間はスマホ・テレビをオフにして、脳を落ち着かせる。

☑️ まとめ:暑さに負けない睡眠環境づくりを
熱帯夜でも、ちょっとした工夫でぐっすり眠れる環境は作れます。
🔑 今夜から実践できる快眠ポイント
- 寝室の温度・湿度を整える(28℃・50〜60%)
- 冷感寝具+サーキュレーターで空気を循環
- 入浴・冷却グッズで体温をコントロール
- 寝る前の習慣を見直す(スマホ・カフェインを避ける)
ぜひ、ご自身に合った方法を取り入れて、暑い夏の夜も快適に過ごしてくださいね。